漱石日記

漱石を読むための日記。漱石を読む日々をつづる。ほんとうに読むのか。

「旅の思い出1」

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■2020年4月16日木曜日(自粛8日目)

■午前中、用事を済ませに経堂へ。用を済ませて、KALDIデザートワインを買って帰る。赤のデザートワイン。「少しミントの香り」の紹介文に魅かれた。ミントの香りは少しもしなかった。歩いて帰る。公園は親子でいっぱい。

■非常事態宣言による休業要請で、いよいよ都内のサウナはほとんど休業だという。サウナに行くようになったのは、一年くらい前のことだ。サウナに入り、水風呂に入り、休憩用の椅子に座って、いろいろ考えた。仕事のことや、それ以外のこと。笹塚のマルシンスパのベランダで、下に走る(マルシンスパはビルの10階)京王線と、遠くの東京のビルを見ながら、ぼんやりと考えた日常は、また戻ってくるだろうか。ちなみにマルシンスパは、ある時期からあまりに人が多くなってしまって行かなくなってしまったのだが、サウナのことを考えるときにいつも思い出すのは、やはりあのベランダ(正確には非常階段の踊り場)である。

■今日もTBS ラジオ。「たまむすび」を聞いて、いろいろ考える。私も万が一のために、入院セットを用意したほうがよいのかもしれない

■夜は『カメラを止めるな』を観る。ストリーミングだから、もう一度冒頭を見直せるのはよい。

■『失われた旅を求めて』(蔵前仁一)を読みながら、昔の旅のことを思い出す。忘れてしまう前に、その断片を、なるべくどうでもいい断片を選んで、ここに書いていこうと思う。

■2004年3月のマレーシアのティオマン島シンガポールの近くの島である。インドとネパールを旅した帰りに、日本に戻る前の数日を過ごした。ぶらぶらと島を歩いていると、日本人の学生に声をかけられた。島に在住しているKさんという日本人のインストラクターにダイビングを習っているという。それでどういういきさつだったか、その彼と、彼の友達と、そしてKさんと私の4人で、海の前の東屋で夜通し麻雀をした。Kさんはずっと島の悪口を言っていた。明け方の海が綺麗だった。麻雀にはたしか勝ったと思う。麻雀終わりに皆でビールを飲んで、Kさんが、ビールだけは(つまり発泡酒じゃなくて)好きなだけ飲めるぐらいの、そんな大人になれと、何かのテンプレのようなそんなお節介な常套句を言っていた。でもその言葉はなぜかずっと忘れられなくて、私はそれ以来、何があってもぜったい発泡酒を飲まず、ビールを飲んでいる、だから何だという話だが。土産だと、Kさんは帰り際にエロDVD(正確にはDVDではなくVCD=ビデオCD)をくれた。もうすっかり明るくなっていた。あのVCDは一度も見ないままどこかにいってしまった。  

■マスクが2枚も送られてくるというし、8月には、8月だ、10万円がもらえるという。なんともいいことだ。