漱石日記

漱石を読むための日記。漱石を読む日々をつづる。ほんとうに読むのか。

「「自粛編」スタート」

■みなさま、お久しぶりです。漱石日記が5年ぶりに帰ってきました。自粛の日々、家にいる日々の記録です。面白いことは何も書きません。ただ自粛する日々の記録。昨日と今日の違いが分からない日々の記録です。それは以前だってそうだったのかもしれません。でもそれは、もう戻れない以前。漱石を読む予定はありませんが、いや今こそ、これだけ時間があるのだから漱石を読むべきなのかもしれません。漱石日記「自粛編」、どうぞお付き合いください。

■2020年4月14日火曜日(自粛6日目)

■いきなり6日目からのスタートだが、物事はいつも、少し遅れて始まる。

■家にいる間はずっとラジオを聞いている。以前はNHKラジオの「すっぴん」が好きだったが、番組がこの3月で終了してしまって、今はTBSラジオだ。朝から「伊集院光とラジオと」「ジェーン・スー生活は踊る」「たまむすび」「ACTION」と、とにかくずっと、聞いたり聞かなかったりしながら、TBS ラジオが流れている。出かけている間も流しっぱなしなので、玄関のドアを開けると、やはりTBS ラジオが流れている。ちなみにジェーン・スーは、名前から中国人だと思っていたが、どうやら日本人のようだ。

■紙の本が絶版で高額でしか手に入らないので、電子書籍で『「隔離」という病』(武田徹)を読んでいる。

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ハンセン病の隔離政策についてのルポルタージュである。以下引用。

もしも同じく致命的で、しかもより感染経路が曖昧なために激しい社会的不安をきたすような──かつて社会的にイメージされていたハンセン病のような──未知の病気Xが蔓延したら、病者差別の酷さは熾烈さをきわめるだろう。そして、そこに外からの視線を意識し、病気を恥と考えて、体面を守ろうとする見栄が二重三重に絡まったら……

■夜は『翔んで埼玉』を観る。感想は特にないが、かつて私は、人生で二度埼玉県民だった。3歳(浦和)のときと5歳(入間)のとき。あれ以来、一度も埼玉には行っていない。嘘だが。

■これからラムを飲みながら『失われた旅を求めて』(蔵前仁一)を少し読んで寝る。サインをしてもらった本が今日届いた。

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■世界が平和になったらまた旅に出たい。ラムは、ビールばかり飲む生活を変えようと、格好を付けて買ったみたが、度数が高いお酒はどうも苦手で、寝る前の一杯はアイスワインに変えてみようかと思っている。自粛生活は続く。